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Happynewsをはじめたきっかけ(私がセラピストになるまで)

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Happynewsを始めたきっかけ

幼い頃から、病気がちだったわたしは、身体のことではかなりいろんなことで
悩んできました。

幼稚園の頃、長い間入院を余儀なくされたことがあります。
その期間は実に9か月間。
ちょうど、幼稚園の入園が決まっていて、準備もすべてが終わっていた頃のことでした。

長い入院生活のせいで、幼稚園に通うことができなかったのです。
仕事を終えた両親は病院に来て、いつも疲れ切った顔をしていました。
やっとの思いで、辛い思いから解放されて、自宅に戻った時、
畳のうえに座らされて、父から言われた言葉は。。。

「お前は今までみんなに迷惑を掛けたのだから、これからは人に役立つようなことをしろ」でした。

父は、当たり前のことを言ったのかもしれません。
決して、わたしを愛していなかった訳ではなかったのだとは思います。
大人になった、今であれば父のその気持ちも理解できます。

けれど、若干5歳だった子どものわたしには、衝撃が走るような言葉だったのです。
そのため、心に重荷を抱え込んでしまっていました。

だからでしょうか?
つい最近まで、その言葉にとらわれてしまって生きてしまっていました。

わたしはずっと当たり前のことが当たり前にできない子どもだったように思います。
今のように、発達障害なんていう言葉なんかない時代でした。
グレーゾーンなので、日常生活は普通には出来ます。

ですが、一度にたくさんの出来事を処理しないといけなくなると、途端に大混乱してしまうのです。
今でもそうです。
物事もじっくり一つ一つを片づけたいので、やることが遅いのです。
整理して優先順位をつけるのがニガテなんですね。

そんな出来ない自分をずっと責めていました。

当時はかろうじてアダルトチルドレンという言葉が出回っているくらいで、
自分のことを知りたくて、それらのことが書かれている本を一生懸命読んで、安心するようにしていたのです。

病気はこれだけではありません。
大きいところでは、突発性脊髄側弯症で長くは生きられない、と言われていたこと、とか。

とにかく、人の気持ちに敏感なところがあるせいで、いつでも疲れていました。
そして、出来ないことも絶対にやりたい、と思ってしまうところがありました。

結婚してからは、慣れない子育てで、相談する人もいなかったので、産後鬱も経験しています。

エステティシャンとして・アロマテラピーとの出会い

ずいぶん前の、もう十ウン年もの前の話。
当時のわたしは、とある大手エステサロンで働いていました。

服飾デザイナーから思い切って転身した憧れの職場でした。
ですが、待っていたのは活気がある反面、とても忙しく
施術者不足で一日に10人のリンパマッサージ、脱毛5時間ぶっ通し、
フェイシャル10人ぶっ通しなどという、過酷な日常だったのです。

そう、普通なら施術者5人とかで回さないと、施術者の健康も危ぶまれるような危険な状態でした。
今で言う、完全にブラック企業ですよね。

脊髄側弯症の私は、同じ姿勢を長時間取ることで体に大変な負担がかかってしまうため
毎日整骨院に行き、テーピングを背中に貼って出勤していました。

そんなハードだけど<お客様の役に立っている!!>という気持ちで充足した日々だったのです。
ですが、人に癒しを与えるばかりで、自分のケアができていなかったため、バーンアウトしてしまいます。

私はサロンの仕事をやめて、少し休憩することにしました。
そのとき出会ったのがアロマテラピーです。

当時の日本ではあまり知られていなくて、イギリスから伝わったばかりでした。
癒しに興味がある方たちの中で、話題になっていたものを流行り好きの友人が教えてくれたのです。

あまり情報もなく<マニアックな趣味><一部の流行好きの人たちの趣味>と、紹介されていましたが、
いい香りに・・・
本当に身も心も癒されて、どんどんはまっていきました。

今でこそ精油は雑貨屋さんやアロマショップで簡単に手に入りますが、
当時、関西ではアロマショップが唯一、一軒あるだけでした。
そこに私は、足しげく通っていたのです。
そして、ワンディレッスンなどに参加して、アロマのことを知れば知るほどに、本格的に資格を取りたくなっていました。

ですがその後すぐ、プライベートで、結婚することになってしまい、資格を取るところまでは至らなかったのです。

結婚後は個人的に、自宅でお友達にトリートメントする程度で、楽しみました。

 

あきらめていた妊娠

そして、妊娠。
私は30歳を過ぎていましたが、どうしても欲しかった子供を授かることができました。
医師からは難しいであろうと言われていた出産だったのです。
だからこそ毎日、幸せを感じながら育児を経験していたのです。

でも張り切りすぎたのでしょう。
過労で入院することになってしまいました。
娘が8ヶ月のときのことです。
初めての子育てに自分では気づかないうちに疲労を溜め込んでしまっていたのですね。
私は入院してしまったのが、なによりもショックでした。
体力も弱り、気持ちも滅入り、先を思い悩んでぐじぐじしました。

そんな私に、友人がお見舞いにと <ラベンダー>の精油をプレゼントしてくれたのです。
今まで、散々手に取って馴染んできた精油です。
こんなん知ってるわ・・・とせっかくの友人の好意にもネガティブな言葉を口にしながら、
一滴手に落とし、両手をこすり合わせて香りを嗅ぎました。

するとどうでしょう?
今まで固くにぎりしめていたものが、力がふわんと抜けて行き、穏やかな気分になっていったのです。
それまで口を開いたら、愚痴っぽくぐじぐじ言っていました。

けれど「今日はいいお天気。なんか良いこと有りそうやね」そんなことを言ういい気分になりました。

後から知ることになったのですが、
これはサトルアロマテラピー(精油の持つエネルギーを活用するアロマセラピー)の理論。
ラベンダーの波動は、過去を洗い流してくれるエネルギーを持っていて、
水星というものすごく流れの速い星が支配しているため、洗い流すパワー(浄化)が強く、早いんだそうです。

あの時、友人がくれたラベンダーの波動に共鳴して、様々なネガティブな感情が浄化できたのでしょう。

私はたった一本の精油で、立ち直ることができたんです。

結婚して、自由に使えるお金もないから、落ち着いたら勉強しよう・・・と、子育てにも忙しく、
縁遠くなっていたアロマの世界でした。

友人がくれた、たった一本の精油がきっかけで、またスクールに通い始めることになってしまいました。
その時、何も言わずにこっそりその学費を貸してくれた、実家の母には感謝しています。

今でも、アロマバスとして、お風呂に精油を入れ・・・
セルフトリートメントをし、
石鹸を作ったり・・・
アロマは私の生活の一部になっています。

そこからの私は、心身の不調をアロマテラピーやフラワーレメディなどの自然療法で解決してきました。
自分自身の実体験で、癒しの力、プラスに変化するエネルギーのことを知っているので、
同じようなお悩みを抱えている人たち、未来に変化を起こしたい人達に役立てたいのです。

結構重い内容でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

よろしければ、この記事の感想を、教えてくださいね。⇒こちらから

 

 

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